秦小蘭蘭の勉強生活

日々の恵みを知り、日々の恵みを記録する。

最近のサイバー攻撃

  最近、サイバー攻撃で「150ヵ国で20万件」の被害があって、全世界が大騒ぎになりました。この事件によってインターネットで繋がるグローバル化社会に直面している課題を再び痛感しました。

  最新の状況によりますと、スペインの通信大手テレフォニカ、フランスの自動車メーカ―ルノー、米運通大手のフェデックスなど世界級大手企業や、英国の医療機関、ロシア内務省、ドイルの鉄道なども攻撃を受け、「かつてない規模」での被害となりました。掲載されたばかりのニュースによりますと、日本の大手企業も被害を受けました。

  今回の事件が社会に与えるマイナスな影響の具体例を挙げると、英国では複数の医療機関サイバー攻撃を受けたため、システムが停止し、患者の手術を中止することに至った被害もありました。つまり、人々の命にもかかわりがある大変な事件となりました。

  広がっているウイルスについて、「ランサム(身代金)ウエア」と呼ばれ、1台のコンピューターが感染すると、無差別にネットワーク上の他の脆弱なコンピューターに感染します。背景として、ウィンドウズの欠陥をつくものだと言われています。報道によると更新の怠りやソフトウェアの更新を受けられていない古いOSを使い続けることは被害拡大の一つ原因となります。最新OSの「10」や、サポート期間中だった「7」「8.1」で3月に提供された最新の更新を経たOSでの被害は見つかっていないと指摘されています。言い換えると、更新手遅れで、「古さ」のために被害を受けました。私自身もソフトを頻繁的に更新しない人間なので、これから注意しないといけないことに気付きました。

  それでは、いったい誰によって事件を起きたのでしょうか。今朝テレビをちらりと見ると、「シャドーブローカーズ」という言葉を目に映りました。つまり、かつてハッカー集団さえをハッキングしたクラッカーです。(クラッカーはハッカーと違って、いつも破壊行動を伴うと定義されています。)その正体について、ロシアの組織と思われることもあるし、NSA内部という疑いもあり、意見がまちまちです。

  この事件はあらゆるものがインターネットによってつながるIot時代に入ろうとする現在に警鐘を打ち鳴らしたのではないかと思っています。セキュリティ問題も絶えず探索し、解決すべき課題ですね。古いソフトウェアの弱点を利用されて被害を受けた経験から、素早く更新することの重要性に気付きました。しかし、ソフトウェアだけではなく、人間も同じのではないかと考えています。時々、「古い考え方」「伝統」などを大事にしている一方、このような思想は今の時代に合うかどうか深刻に考えなければなりませんと思います。もし、時代に応じて更新しないと被害を受けたのはパソコンに保存されているファイルだけではないと思います。

  ブログを書きながら、ある言葉を頭の中に出てきました:「だれも、新しい服から布切れを破り取って、古い服に継ぎを当てたりはしない。そんなことをすれば、新しい服も破れるし、新しい服から取った継ぎ切れも古いものには合わないだろう。また、だれも、新しいぶどう酒を古い革袋に入れたりはしない。そんなことをすれば、新しいぶどう酒は革袋を破って流れ出し、革袋もだめになる。 新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れねばならない。 」そして「古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた。 」パソコンのソフトウェアだけではなく、自分自身の「考え」も毎日更新し続けるべきのではないかと考えます。

  

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