秦小蘭蘭の勉強生活

日々の恵みを知り、日々の恵みを記録する。

クリスマスツリーの起源

 クリスマスツリーは、創造と救済という聖書全体を貫くメッセージを象徴するものです。皆さんは、教会に飾られた綺麗なクリスマスツリーを見て、なぜこのようなシンボルを使って、クリスマスを祝うか考えたことがあるでしょうか。クリスマスツリーは、キリスト教信仰の二つの主要な内容を象徴しています。すなわち、人類を罪へと導いた善悪の知識の木と、人類の罪を贖う生命の木を象徴しています。それら二種類の木に言及する聖書の三つの箇所を見てみましょう。

 

「しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるとき、あなたは必ず死ぬ。」(創世記2章17節)

「こうして、神は人を追放して、いのちの木への道を守るために、エデンの園の東に、ケルビムと輪を描いて回る炎の剣を置かれた。」(同上3章24説)

「自分の着物を洗って、いのちの木の実を食べる権利を与えられ、門を通って都に入れるようになる者は、幸いです。」(黙示録22章14節)

 

次に、クリスマスツリーの歴史について簡単に紹介させていただきます。クリスマスツリーは異教の冬至祭(とうじさい)の樹木崇拝とかかわりがあると言われていますが、実は、両者の間に直接の関連はありません。クリスマスツリーの本当の起源は中世のクリスマスイブの降誕劇にあります。この降誕劇は「楽園劇(Paradise Play)」と呼ばれ、そこでは天地創造からアダムとエバがエデンの園を追放されるまでの経緯が順序立てて上演されました。劇中の小道具の一本の木が失楽園を表現し、それにはリンゴと聖餐式のパンに似せた丸いウエハースが吊るされていました。17世紀に入ると、クリスマスツリーがにぎやかに飾られるようになります。1605年に書かれた著者不明の日記の中に、装飾のほどこされたクリスマスツリーの最古の証言が載せられています。「クリスマスにストラスブールではモミの木を部屋の中に立てる。そこに、バラ、リンゴ、聖餐式のパン、薄い金属の飾り、砂糖菓子などを掛ける…」。これは装飾クリスマスツリーに関する最初の記録です。18世紀には、ドイツの裕福な上流家庭でクリスマスの時期にツリーを飾り付ける習慣が定着します。19世紀に入ると、政略結婚や移民によってヨーロッパやアメリカにこの習慣が普及しました。とはいえ、貧しい家庭にとってそれはまだ高嶺の花でした。デンマークの童話「マッチ売りの少女」で主人公の少女がマッチの炎の中に見たのは、そのような高嶺の花としてのクリスマスツリーでした。19世紀末に環境保護のため模造ツリーの販売が始まり、20世紀にはプラスチック製のクリスマスツリーが普及しました。

 最後に、クリスマスツリーの装飾品の意味を簡単に紹介します。

 

モミの木:      常緑樹、不変の緑色が不滅(永遠性)を象徴しています。

リンゴ:        「禁断の木の実」としてのリンゴの発祥の地はドイツです。19世紀にガラス球が造られ、リンゴの代わりとなりました。

ホスティア:    聖餐式のパン。ラテン語で犠牲(獣)を意味します。後に「クリスマスのクッキー」へと姿を変えました。人間を死へと導くリンゴに対して、生命を与えるパン――聖餐式のパン、罪の許しのために捧げられたキリストの「からだ」――が対置されています。

バラ:                 ダビデの父エッサイの根から出る若枝の賛歌(イザヤ書11章1節以下)に遡る、古いクリスマスのシンボル。

薄い金属の飾り:ツィシュゴールトといい、東方の国から来た三人博士が持参した贈物。

蝋燭:                 「光の木」(ヨハネによる福音書1章5節)。ツリーの装飾品としての蝋燭の最古の記録は1660年。ルターは夜空の美しさに心打たれ、常緑樹の蝋燭をツリーに取り付けることで、ベツレヘムの空の様子を再現しようとしたといいます。19世紀の電球にとって代わられます。

キャンディー:  羊飼いの杖をかたどっています。さかさまにすると、イエス(Jesus)の頭文字の「J」になります。

ヒイラギ:      いばらの冠

ベル:                 クリスマスベルの喜ばしい音は、救い主であるイエス・キリストの誕生を告げ知らせるものです。

リース:        神の永遠の愛を象徴しています。

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 圣诞树的历史Merry Christmas
又到了一年一度的圣诞节,圣诞节快乐!大家有没有注意过周围有很多圣诞树的装饰呢?那为什么圣诞节要摆放圣诞树呐?
原来圣诞树起源于中世纪的乐园树(paradise tree)。当时在平安夜流行一种乐园剧,讲述的是亚当夏娃被逐出伊甸园的故事。乐园剧的舞台一角放置着一颗挂着苹果和面包的树。🌲但为什么要挂苹果和面包呢?原来苹果象征着亚当和夏娃偷吃的智慧树的果实、面包则象征着现在基督教圣餐时所领的面包。(参考创世纪第二章)
因为这出戏剧,“乐园树”成为当时的流行,即使最终这出戏剧失去了人气,在家中摆放“乐园树”仍成为一种传统与习惯,被保留了下来,演变为现在的圣诞树。
那么圣诞树上挂的装饰又有什么含义呐?看到圣诞树顶上的星星了嘛?原来那代表指引东方三博士前往婴儿耶稣基督出生地的引路的伯利恒的星星。(参见马太福音第二章节)树上的红色小球代表的是智慧树的果实,圆片装的则代表生命树的果实(但现在已经演变成圣诞节的姜味饼干)。其他还有代表神永恒的爱的花环,代表牧羊人手杖(参加路加福音第二章)和Jesus的J型的装饰等等。
这样便成为了我们现在所看到的圣诞树了。对啦,以前的圣诞树用的都是冷杉🌲,为什么呢?因为这是一种常青树,一年四季都是绿色,代表着永恒的生命。但在19世纪末的时候,环境保护者们为了保护植物,便开始用人工的杉树来代替,但这样反而使得圣诞树更快地普及开来。以前只有德国富裕家庭才能拥有的圣诞树,现在每个家庭都能装饰在自己温馨的家中